式場見学当日に契約を決める「即決」。見学に行くと「即決」を迫られる…という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
花嫁の不安を“トキハナツ”結婚式場紹介サービス『トキハナ』が開催したシークレット講座では、業界の裏側を知り尽くした元プランナーが「即決」についてのトークを展開しました。今回はトキハナ会員限定のシークレット講座だからこそ聞けるリアルな内容をリポートします!
「即決って何?」「見学が不安…」そんな新郎新婦さん必見です。
(文:侑里子)
目次
1.結婚式場の謎ルール「即決」って何?
スピーカー:神田 裕子/10年間で約1000組の結婚式を担当した元ウエディングプランナー。トキハナディレクター
そもそも即決とはなんですか?
「即決」は字の通り、即日で式場を決めることです。
日程だけを決めて帰るというよりは、式場見学行ったその日のうちに申込書を書いて、内金という申込金を支払うことが一般的です。
見学に行く前は「まさか自分が即決するなんて!」と思う方も多いのですが、実は世の中の半分くらいのプレ花嫁さんが即決しているんです。
多くのプレ花嫁さんは式場見学をしようとするときに3軒くらい予約をすると思うんですけど、式場見学の1軒目で即決すると当然他の式場をまわって比べることができなくなるので、まずは「即決というものがある」ということを知っておくといいですよ。
1-1.「仮予約」と「即決」はどう違う?
なぜ他の式場を見る前に即決する新郎新婦さんが多いのでしょうか?
即決したと言っても背景は色々あります。新郎新婦さんが自ら望んで即決するパターンもあれば、それしか選択肢がなく即決になってしまったというケースもあります。
また、「即決ではなく、仮予約をすることはできないんですか?」とよく聞かれます。
確かに即決だと10万や20万円の申込金を支払う必要があるし、大きいお金なので勇気が入りますよね。できれば無料で日にちを抑えられるなら仮予約したいと思う人が多いんですが、仮予約のシステムを使えるのはホテルや昔ながらの結婚式場などごく一部に限られているんです。
多くの結婚式場では仮予約のシステムがないので、結婚式の日にちを抑えるのは早い者勝ちということになります。
仮予約できない式場では即決するしか方法がないということですか?
新郎新婦さんが自ら望んで即決することが多いのは、希望する日程で予約をしたいとき。
多くの新郎新婦さんが同じ日を狙います。例えば夏よりは秋、平日はできないから土日、空いているんだったら大安がいいなとか。
特に今はコロナの影響もあって、多くの新郎新婦さんが結婚式の日程を延期し、1年後だったら大丈夫だろうと同じような日程を目指して見学に行きます。
プランナーさんに「本当にいいんですか?今帰っちゃったらもしかしたら予約が埋まってしまうかもしれませんよ。」と言われると、心がグラグラしてしまうんですよね。お家探しにも似ているんですが、誰かに取られる前に予約をしようと即決する人が多いんです。
望んでいないけれど即決になってしまったというパターンは、割引が関係しています。
よくウェディング雑誌やネットに「最大〇〇万円OFF」と掲載されていたりしますよね。その割引や特典は、その日その場で契約を結ぶことを前提として「今契約をしてくれたら割引を適用しますよ」ということを意味しています。
1-2.即決しないと割引は消滅する?!
広告で見かける「〇〇万円OFF」というのも、じっくり選んだ結果、割引されるものではないんですね…!
そうなんです。ウェディング会社も色々あって、会社の考え方によっても全然違います。
営業熱心な式場だと、「次の結婚式場も見てみたいんですよ〜」と言うと「ああ、残念ですね。この120万円の割引はなかったことになりますね〜」と言われてしまうことも。さっきまで350万くらいの見積もりが、一気に470万くらいの見積もりになってしまったりとか。
今かそうじゃないかで、100万円以上も見積もりが変わってしまうことがこの業界にはあります。
トキハナはそんなことはありませんが、世の中の一般的にはこのようなことが当たり前になっています。
本当はゆっくり考えるつもりだったけれど、さっき見たチャペルは素敵だったし、目の前にいるプランナーさんは親切にしてくれるし、意外と高いと思っていた見積もりが120万円値引きされ、割引も今しか使えないよって言われたら、頭がパニックになってしまうんですよね。
式場見学はだいたい結婚式場に3時間くらい居ることが多く、見積もりは最後に出てくることが一般的です。
3時間じっくり話を聞いて、普段聞かない話ばかりで頭も疲れてきた時に100万円以上の割引の話をされるので、冷静な判断が難しいのが実情です。
家に帰って冷静になって見積もりを見ると、イメージしていたドレスが選べなかったり、やりたいと思っていた演出が入っていなかったことが原因で、後から予算オーバーで後悔することになってしまうことも多いんです。
- 「即決」で後悔しないために知っておくべきポイント
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結婚式場には「仮予約」できる式場とできない式場がある
「仮予約」できない式場では希望の日にちを押さえるために「即決」する新郎新婦もいる
望んでいないけれど即決になってしまったパターンは、即決することで得られる割引や特典が関係している
2.即決しなくても割引や特典をゲットする2つの方法
2-1.仮予約ができる式場を探す
即決以外にも割引や特典を適用させる方法はありますか?
トキハナと提携していない式場だと難しいかもしれないですが、トキハナに掲載されている会場とは「今日契約しなかったら割引を適用しません!」のような即決を迫られることがないように契約を結んでいます。
また、トキハナと提携している結婚式場の中には「仮予約」できる式場もあるので、仮予約システムを利用してみるといいと思いますよ。
2-2.トキハナを通して式場を見学する
仮予約とともに割引特典を利用することもできるということですか?
そうですね。ただ、ゲストハウスという結婚式だけを運営している会社は、仮予約システムを使っていない場合があります。
しかしトキハナを通して式場を見学すると、数日間考える時間をもらった上で割引を適用してもらえるように、トキハナが結婚式場にお願いすることができるので安心してください。
過去には最大150万円割引を適用させたプレ花嫁さまもいましたよ。
式場の見学時に150万円割引を適用してもらったあと、トキハナにLINEで「見積もりはこれで合ってますか?」と相談し、納得した上で契約をしたみたいです。
- 「即決」で後悔しないために知っておくべきポイント
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トキハナに掲載されている会場では、即決しなくても割引や特典が適用される
トキハナを通して式場見学を予約すると、仮予約システムがない会場でも数日間じっくりと考える時間をもらった上で割引を適用させることができる
3.即決ってコワイ…!講座参加のプレ花嫁さんたちの質問に答えました
即決を迫られても落ち着いて決めるコツはありますか?
見学に行く前に、自分たちがどんな結婚式をしたいのか、どんなドレスを着たいのかなどの理想を先に考えておくことが大切です。
式場に行ってからイメージするよりも「自分たちはこういうことがしたい」「こういうドレスが着たい」のような希望を事前に決めていた方が、見学した時に落ち着いて考えられます。
また、結婚式場と契約したあとは色々な交渉に応じてもらえないことが多いです。
その式場で本当にやりたい結婚式が叶うのかどうかは、見学に行く前にどんな結婚式をしたいかを考えておくことで、照らし合わせることもできます。
できればチェクシートみたいなものを事前に用意し、式場見学の時に質問して冷静に確認していくといいですね。
契約前に確認しておいた方がいいことを知りたいです!
持ち込み関係(ドレスを無料で持ち込めるかどうかなど)を中心に、その式場で何ができて何ができないのかを契約前にちゃんと確認した方がいいかなと思います。
契約する時に、約款(やっかん)とも呼ばれる規約を提示してもらうと思うので、契約前にもらって熟読できると1番いいかもしれないですね。
即決する前にいろいろ交渉するともっとお得になりますか?
世の中の一般的には、交渉をした方が割引を提案してもらえることもあります。
しかしトキハナの場合は即決不要の「最低価格保証」で、交渉をしなくても見積もり割引や特典を最大限適用させています。
交渉が得意な人だけが得をするのは不公平だと思うので、トキハナと提携している式場との間ではお約束事として、最初からあるべき割引は最大限適用させるようにしているんです。
実際、トキハナと提携していない会場の中には「本当は100万円割引できるけど、このお客さまには50万円でいっか」のようなやりとりをする式場もありますね(笑)
見学前に特典や割引条件を知る方法はないでしょうか?
割引を出すのはあくまでも結婚式場。
その割引をどうやって決めているかというと、予約状況や招待人数、選んだ日程など、細かい条件を考慮して割引を決めているので、見学前に特典や割引の条件を知るのは正直難しいです。
1番安心なのは、「最安値を出します」と言ってもらえることだと思います。
「最大〇〇円割引」とまでしか言えない現実があるのかなと思います。
即決を断るのってやっぱり難しいことなんでしょうか?
そうですね。ある程度強い心を持っていないと難しいですよね。
断りきれなくて6時間くらい熱心に営業されて、疲れてしまって契約をしたものの、翌日後悔した、のような相談を受けることもよくあります。
1日経って冷静になった時に本当にいいと思えるかどうか、または事前に理想の結婚式について考えておいて「ここなら私たちの想いが叶う」と納得した上で見学時に契約するか、どちらかがいいのかなと思います。
「無理矢理決めた」「決めさせられた」ということがないようにするといいですね。
4.即決の心配なく式場探しをしたい方、まずはトキハナにご相談を!
4-1.この講座のポイントまとめ
結婚式には見学時に契約を決める「即決」というものがあります。
10万程度の申込金を支払い結婚式場を決定することで、半数以上の新郎新婦さんが即決しているそう。
希望の日にちを抑えるために自ら即決をする新郎新婦さんもいれば、望んでいないけれど即決になってしまったという新郎新婦さんもいます。
後者の場合は、即決することで得られる割引や特典が関係しており、見学時にプランナーさんから「即決していただければ、120万円割引しますよ」のような提案をされます。
3時間以上もの説明を受け、初めてのことに疲れている状況で、何十万〜百何十万円もの大きな金額が割引されると言われると即決してしまい、翌日冷静になった時に後悔してしまう新郎新婦さんも少なくありません。
このような「希望していないけど即決してしまった」ことが起こらないようにするには、事前におふたりで「理想の結婚式」について考えておくことが大切です。
見学している式場で、やりたいことや着たいドレス、理想の予算が叶うのかなどを冷静にチェックし納得した上で契約をしましょう。
また、「仮予約」システムを導入している結婚式場の場合は、無料で希望の日にちを抑えられるので利用することをおすすめします。
ホテルや昔ながらの式場など限られた式場に限られてしまいますが、仮予約システムを導入していない式場でもトキハナを通して見学を予約すると、見学から数日間考える時間をもらえるようにお願いできます。
そしてトキハナが提携している式場では、ベストレートを保証しています。即決や交渉をしなくても最大限の割引を適用するようになっているので、割引を理由に焦って契約をすることなくじっくりと考えることができるので安心です。
4-2.現実を知った上で、安心して式場探しを始めましょう
今回の内容は、結婚式に夢を描いていた方にとっては少し怖いなと思う部分もあったかもしれません。出来るだけ不安な部分が解消できるように、トキハナがしっかりとサポートしたいと思っているので安心してくださいね。
契約後に後悔するより事実を事前に知り、おふたりのペースで結婚式の準備を進めて欲しいと思っています。友達にも聞きづらいお金に関することを含め、LINEやオンラインでも気軽にご相談ください!
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4-3.トキハナは相談無料。LINE相談やオンライン相談もお気軽に!
トキハナでは、すべてのカップルに心から満足できる結婚式を挙げてほしいから、新郎新婦さんの不安をトキハナてるように、心をこめて式場選びをサポートしています。
LINEやオンラインで元ウエディングプランナーに無料相談ができ、
今回ご紹介した気になる式場の費用感についてなどもLINEで聞くことができますよ。
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また、LINEでの相談のほか、スマホひとつで簡単にできるオンライン相談会も随時開催しています。
「何から始めたら良いかわからない」「まずはダンドリを知りたい」という方も、元プランナーのスタッフが丁寧にご案内しますので、ぜひ気軽にご利用ください。
今の式場は「トキハナ」さんを経由して成約しました🌸
トキハナは当日成約なしだからゆっくり考えて成約できました🥹💖
(10日くらい猶予ありました)ラインでも予約できて、スタッフさんが親身に相談に乗ってくれます❤式場見学の際はぜひ(回者ではありませんww)#プレ花 #プレ花さんと繋がりたい
— えるん💐2023年春婚 (@erun_wd) November 30, 2022
プロに相談することで、自分では気づけなかった部分に気づけるなど、オンライン相談でもいい情報収集ができたと好評です♪
今回のシークレット講座でも話題となった表には出ていない「業界の本当のところ」も聞くことができます!
気になるけど、式場の方には直接聞きづらいことや不安なことも、聞くことができちゃいます。
ぜひシークレットトークで聞きたいことも質問してみてくださいね!