花嫁ダイエットには明確な期限があります。もちろん、結婚式当日ですね。
期限が決まっているため、結婚式当日までに美しくなるという目標に向かって、ダイエットを計画的に進めていかなければなりません。
今回は、結婚式まで1年前・半年前・1か月前・2週間前の期間に、どのようなスケジュールでどんなことに取り組めばいいのか詳しくご紹介。
また、誰もが陥るダイエット停滞期とその脱出法についても解説します。
（文：tomoyo）
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目次
1.花嫁ダイエット、いつから始める？
結婚式の日取りが決まると同時にダイエットを決意する人も多いでしょう。
直前になって無理なダイエットをしないよう、計画的に進めることが大切です。
では、どのように進めればよいのでしょうか。
1-1.ゴール設定は【結婚式の1か月前】
花嫁ダイエットのゴールは結婚式の1か月前に設定しましょう。
なぜなら、ウエディングドレスの最終フィッティングのタイミングだからです。
この時期以降は、基本的にウエディングドレスのサイズ変更ができなくなるため、結婚式1か月前～当日までに体重を大幅に落としてしまったり、体型が変わってしまったりするとドレスを美しく着こなすことができません。
痩せてもウエディングドレスがフィットしていなければ、逆に残念な姿になってしまうでしょう。
自分の理想のスタイルでドレスを美しく着こなすためにも、結婚式の1か月前には身体を仕上げる気持ちでダイエットに取り組みましょう。
1-2.目標は【美しく痩せること】
出典:明治神宮 明治記念館
結婚式は人生の一大イベントのため、つい無理をしてしまう人もいるでしょう。しかし、ダイエットする本来の目的を忘れてはいけません。
単に体重を減らすことではなく、美しく痩せて綺麗にウエディングドレスを着こなすことが目的のはずです。
「美しく痩せる」ために、短期間での無理なダイエットはおすすめできません。
短期間で痩せようとすると”食べない”ダイエットをしてしまう人が多いでしょう。
そうすると、体調を崩してしまったり、肌トラブルを起こしてしまったりなど体に悪影響を及ぼす可能性もあります。
結婚式直近になってあせらないよう、1年～半年前から計画的にダイエットを進め、「美しく痩せる」ことを目標に頑張りましょう！
2.【結婚式の1年前〜2週間前まで】期間別・花嫁ダイエットをご紹介
理想の体型になるために、結婚式の1年前頃から計画的にダイエットを進めたいもの。
明確なゴールが決まっている花嫁ダイエットを成功させるには、しっかりとスケジュールを立てて取り組むことが成功の秘訣です。
ここからは、結婚式の1年前・半年前・1か月前・2週間前の期間別に、意識して取り組んでほしい内容をご紹介します。
▼いつから式場探しを始めるのがベスト？こちらの記事も参考に！
【結婚式まであと1年】 食生活の見直し＋筋トレで”痩せやすい体”をつくる
出典:THE BEACH
結婚式まであと1年。
この時期は、パートナーの両親への挨拶や両家の顔合わせ、結婚指輪の購入などバタバタと結婚準備を進める中、ブライダルフェアへ参加して結婚式場を決定する頃でしょう。
結婚式の1年前からダイエットを始めれば、余裕をもって計画的に進められるはずです。
ダイエットを決意したらまず始めるのは、食生活の見直しと筋トレ。
食事管理はダイエットだけでなく、健康維持のためにも大切です。
極端に食べる量を減らす、食べないダイエットをするのではなく、現在の食習慣を見直して、できることから改善していきましょう。
- 花嫁ダイエット中の食生活の見直しポイント
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揚げ物など脂質の多い食事や洋菓子は食べる頻度を減らす
ダイエット中に落ちやすくなる筋肉量を守るため、筋肉の材料になる“たんぱく質”を積極的に摂る
▼花嫁ダイエット中の食事について詳しく知りたい人はこちら
食事管理だけでもダイエットは可能ですが、見た目の美しさやボディラインにこだわる場合は、たんぱく質を積極的に摂りつつ筋トレをおこないましょう。
- 花嫁ダイエット中の筋トレのポイント
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ウエディングドレスを美しく着こなすために重要な背中、二の腕、デコルテ、お腹周りを重点的に
お尻や内ももといった大きな筋肉がある下半身の筋トレは、代謝が上がり痩せやすい体づくりにつながる
【結婚式まであと半年】 有酸素運動で脂肪を燃やす
結婚式の半年前は結婚式場との打ち合わせが本格的にスタートし、ウエディングドレスも試着・決定する頃です。
1年前から花嫁ダイエットを始めた人の中には、思うように体重が落ちない・体脂肪が落ちないなどの停滞期に入った人もいるでしょう。
そんな人はここで、有酸素運動を取り入れましょう。
活動量を増やして消費カロリーを上げ、体脂肪を落とすことが狙いです。
- 花嫁ダイエット中の有酸素運動のポイント
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早歩きのウォーキングや踏み台昇降、YOUTUBEのエクササイズ動画など、継続できそうな種目に取り組む
ジムでランニングマシンをする
通勤中はなるべく階段を使う、一駅分歩いて帰るなど、生活の中に有酸素運動を組み込む
有酸素運動は日々の積み重ねが大切なので、10分や細切れでも構いませんが、20分以上取り組めると脂肪燃焼効果も出やすくなるでしょう。
【結婚式まであと1か月】減塩
1か月前はウエディングドレスの最終フィッティングがあります。
ドレスの最終フィッティングを終えるとドレスのサイズ変更が難しくなるため、この時期からは大幅に体重を落とすことはしない方が無難です。
痩せることよりも見た目を美しくすることに注力して、具体的には、減塩を心がけてむくみ対策に徹しましょう！
- 花嫁ダイエット中の減塩のポイント
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薄味調理を心がける、タレやソースはかけすぎない、塩蔵品は控える
ブライダルエステで肌のコンディションを整えつつ、体の内側からのむくみ対策をする
▼減塩についてもっと詳しく知りたい人はこちら
【結婚式まであと2週間】 むくみ対策
DIYなど結婚式準備にラストスパートをかける2週間前。
この時期は、ストレッチやマッサージもプラスして顔のむくみ対策を念入りにおこないましょう。
指輪がスムーズに入らないという事態にならないためにも、手指のむくみもできるだけない状態で臨みたいものです。
ストレッチやマッサージ、顔のツボ押しなどで顔やデコルテ、手指のむくみ対策を中心にダイエットのラストスパートもかけましょう。
▼ストレッチや顔のツボでむくみ対策したい花嫁はこちら
3.こんな時どうする？花嫁ダイエットの攻略ポイント
ダイエットをしていると頑張っているのに思うように結果につながらなかったり、挫折してしまったりと悩みも出てきますよね。
そんなときの攻略法を解説します。
3-1.「体重が減らない…！」ダイエット停滞期と脱出法
「はじめは順調に体重が減っていたのに、急に体重がピタリと止まってしまった」多くの人はこのような壁にぶつかります。
いわゆるダイエット中の停滞期で、「ホメオスタシスの働きによるもの」と「ホルモンバランスによるもの」、主に2つの原因があります。
■ホメオスタシスの働きによるダイエット停滞期
ダイエット中、急激に体重が減ったり、摂取カロリーが少ない状態を続けていたりすると、身体は「飢餓状態かもしれない」と判断してホメオスタシスの働きによる防衛反応が起こります。
その結果、少ない摂取カロリーでも身体を維持しようとし、できるだけカロリーを消費しないようになるため、体重が減らなくなってしまうのです。
■ホルモンバランスによるダイエット停滞期
女性ホルモンのバランスの変化や筋肉量が減少することによる基礎代謝の低下なども原因としてあげられます。
停滞期が続く期間に個人差はありますが、平均2週間～1か月ほどと言われています。
永遠に続くわけではないので、ここで挫折せずにダイエットを継続することが大切です。
- 花嫁ダイエット中の停滞期を脱出するには
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ホメオスタシスは1か月に体重が5%以上減ると起こりやすいため、摂取カロリーを制限しすぎていないか確認する
たんぱく質やビタミン・ミネラルはしっかり摂れているか、脂質や糖質は摂りすぎていないか見直す
運動のメニューを変えてみたり、負荷を上げてみたりなど新しい刺激を体に加えてあげる
▼間食のとり方や内容も見直してみよう
3-2.「ダイエットが続かない…」そんな時はスマホアプリを活用しよう
「ダイエットが続かない……」
「モチベーションが保てない……」
そんな時はダイエットアプリを活用するのがおすすめです。
アプリを使うことで食事管理や体重管理がグッと楽になります。
アプリによっては、体重を記録するとグラフ化してくれるものや、食事を入力すると自動で栄養計算してくれるもの、栄養士からアドバイスを受けられるものなどがあります。
そのほか、パートナーと一緒に活用できるアプリもあるため、一人では頑張れない花嫁もパートナーと励まし合いながらのダイエットなら、楽しく続けられるのではないでしょうか。
4.まとめ｜結婚式に向けて計画的に花嫁ダイエットを進めよう
出典:THE SORAKUEN
花嫁ダイエットにおいて最大の敵はストレスです。
ストレスを食にぶつけてリバウンドしてしまったり、逆に食事を制限しすぎて健康的ではない痩せ方をしてしまったりするのはよくありません。
時間とこころに余裕を持ってダイエットをおこないましょう。
結婚式1年前から計画的に進めていれば停滞期がきてもあせらずに心が保てるはずです。
式場決定から10か月後、半年後と結婚式までの期間が短い花嫁は、日取りが決まった段階からダイエットを同時にスタートさせ、無理のない目標設定をしましょう。
結婚式に向けて必ずしもダイエットが必要なわけではありません。
痩せすぎてギスギスした身体ではウエディングドレスが着こなせない以前に、健康的とは言えません。
心身ともに健康な状態で結婚式当日を迎えるために、ダイエットをするなら身体に無理のない範囲で取り組むようにしましょう！
tomoyo
管理栄養士、パーソナルトレーナー
1992年生まれ。調剤薬局の管理栄養士として、乳幼児から高齢者の栄養指導をおこなう。特定保健指導、料理講師の経験あり。現在は、女性専門のパーソナルジムでトレーニング指導及び栄養指導、レシピ監修をおこない、女性のダイエットやボディメイクのサポートに従事している。ライターとしても活動中。
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