結婚式場探しをする際、多くのカップルが参加する「ブライダルフェア」。その中でも「試食会」が付いているブライダルフェアがおすすめです!
試食会は本番さながらの豪華な料理を味わえたり、料理演出を体験できたりなど充実したイベント。成約前に料理を確かめられる貴重な機会でもあります。
この記事では、試食会へ参加するメリットや参加時にチェックすべき項目もご紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね!
(文:tomoyo)
目次
1.“試食付きブライダルフェア”って?参加するメリット4つ
ブライダルフェアの試食会とは、結婚式当日に提供される本番さながらの豪華な料理を試食できるイベントのことをいいます。
披露宴で提供される料理は、ゲストへのおもてなしにおいて重要なポイント。
試食会は、おもてなしの要となる婚礼料理の内容を確認できる貴重な機会のため、多くのカップルから人気を集めています。
実際、卒花した筆者も試食付きブライダルフェアへ参加して、料理の美味しさに惹かれて式場を決めました!
試食フェアはそんな人気のイベントですが、参加するとどんなメリットがあるのでしょうか。
卒花した筆者の目線も含めて、ここから詳しくみていきましょう。
試食フェアに参加する最大のメリットは、婚礼料理の味や質、盛り付けやボリュームを成約前に確認できること。
料理は写真を見たり、メニューを聞いたりするだけではなかなか良し悪しが判断しにくいものです。
実際に試食することによって、料理の味が新郎新婦やゲストの口に合うか、ボリュームは適切か、メニューや盛り付けはゲストに喜んでもらえる内容かなどをチェックできます。試食会は、会場選びの有力な判断材料をもらえる絶好の機会なのです。
出典:サンス・エ・サヴール
特に料理重視のカップルは、試食会付きブライダルフェアへ絶対に参加することをおすすめします!
筆者も式場選びにおいて「料理」は重要度の高いポイントだったのですが、最有力候補の会場の料理が期待外れだったため、候補から外した実例もあります。
自分たちの舌や目で確認するのが間違いないでしょう!
試食会は、ほとんどの結婚式場が無料で実施しています。
有料の場合も実際にかかる料金よりお得な金額であることが多いです。
試食会では婚礼料理で提供される、普段食べられない和牛のステーキやオマール海老、フォアグラなど高級食材を使用した贅沢な料理を味わうことができます。
結婚式場を見極めるための材料を得ながら、美味しい料理を堪能できるなんてメリットしかありませんね!
料理に力を入れている会場は「料理の美味しさ」はもちろんのこと「料理演出」で披露宴を盛り上げたり、ゲストを魅了したりなど差別化をはかっています。
たとえば、美しい炎が上がるフランベの演出や目の前で料理の仕上げをおこなうパフォーマンスなど。
料理でのおもてなしを重視したいカップルは「料理演出」も注目したいポイントです。
ゲストをあっと驚かせたり、感動させたりできる料理演出を試食会で体験できる会場もあります。
筆者が参加した試食フェアでも、香りが楽しめる演出や目の前で最後の仕上げをおこなう演出があり、自分自身が感動したのと同時に、ゲストが喜ぶ姿が想像できました!
実際に体験することで演出のイメージが湧きやすくなりますよ!
試食付きブライダルフェアは、結婚式場の見学や模擬挙式、演出体験などとともに、豪華な食事を楽しむことができます。
新鮮で貴重な体験ができるのは、結婚式前のカップルだけの特典です。
試食フェアに参加すれば非日常感のあるデートとして楽しみながら、結婚式のイメージを膨らませることができますよ。
2.“試食付きブライダルフェア”で試食できる量は?
「試食付きブライダルフェア」で試食できる量は会場によって異なり、さまざまなパターンがあります。また、同じ会場でも選ぶブライダルフェアによって内容が異なる場合もあります。
ここからは、ブライダルフェアで試食できる量が具体的にどのくらいなのか種類別にみていきましょう。
フルコース試食は、披露宴当日に振る舞われる料理とほとんど同じ品数・量の料理を試食することができます。
前菜、スープ、メインディッシュ(肉・魚)、デザートなど一連のコース料理を食べられるため、料理のボリュームや味のバランスなどをしっかりとチェックすることができます。
出典:Q.E.D.CLUB
ハーフコース試食は、披露宴当日と同じ品数で半分の量を試食できるパターンと、コース料理の中からピックアップされた料理を試食できるパターンがあります。
フルコース試食よりもボリュームは少なくなりますが、料理の味を見極めるには十分でしょう。
筆者が参加した試食フェアはこのパターンが1番多かったのですが、フルコースの試食でなくても、メインとデザートなど、コース料理の肝となるメニューや会場のおすすめの料理を味わえたので、充実した試食フェアでしたよ♪
出典:サンス・エ・サヴール
ワンプレート試食は、披露宴当日に提供されるコース料理を少しずつ試食できるように、一口ずつワンプレートに盛り付けて提供されるもの。
少量ずつではありますが、コース料理全体の内容を把握できるので、使用している食材や料理のテイストを知ることができます。
一品試食は、コース料理のうち、前菜やメインディッシュ、デザートプレートなど、どれか一品だけを味わう試食。会場の看板メニューを提供している場合も多いです。
試食できるメニューは、会場や開催日によって変わってくるため、ブライダルフェアを予約する際にしっかりと確認しておくのがおすすめです。
メインディッシュだけは事前に確認しておきたい、デザートはこだわりたいから試食しておきたいなど、希望のあるカップルは気になる料理が試食できるフェアを選ぶとよいでしょう。
3.“試食付きブライダルフェア”でチェックしたい10のポイント
試食フェアでは、美味しい料理を堪能できますが、あくまでも目的は「料理」のチェック。
ここからは試食会でチェックするべき10のポイントをご紹介します。
料理の味が美味しいか、2人の好みかどうかはもちろん、自分たちの結婚式に参列するゲストの年齢層を考慮して、味付けの濃さは適切か、食べやすいかをチェックしましょう。
男性や若年層のゲストが多い場合は品数やボリュームが少ないと物足りなさを感じさせてしまいます。
逆に年配のゲストが中心の場合は、多すぎると感じさせてしまうことも。ゲストの顔ぶれを考えてボリュームが適切か判断しましょう。
出典:Q.E.D.CLUB
見た目が華やかな料理は、それだけでゲストの期待値も高まるはずです。目の前に料理が運ばれてきた瞬間にゲストをワクワクさせられる盛り付けや見た目であるかチェックしましょう。
盛り付けのテイストや見た目の印象は好みが分かれる部分だと思いますが、筆者も4会場の試食フェアに参加した中で半分は好みのテイストで、もう半分はあまり好きではありませんでした(笑)
料理を味わう前に「美味しそう!」と思えるかは重要なチェックポイントです!
食器やカトラリー、テーブルの清潔感もゲストをおもてなしするうえで重要な要素です。
カトラリーは磨かれているか、食器やテーブルに清潔さは感じられるかもチェックしましょう。
披露宴中、ゲストを対応するのはサービススタッフです。
試食会では料理そのものだけでなく、サービススタッフの対応も確認しましょう。
料理の説明はわかりやすいか、料理の配膳や下げるタイミングは適切かなど、立ち居振る舞いに気になるところがないか見ておきましょう。
料理演出は披露宴を盛り上げる演出のひとつ。
会場によって料理パフォーマンスの有無は異なるため、料理演出を取り入れたいカップルは事前にしっかりチェックを。
具体的にどのような演出が可能かまで聞いておくとよいでしょう。
1人あたりのコース料理の料金もチェックするべき大切なポイント。
試食会で食べた料理はどのコースのものなのかを踏まえ、自分たちの予算も考慮して、どの程度のクオリティのコースを選ぶか決める必要があるからです。
注意したいのが、試食会で食べた料理が含まれるコースと見積りのコースのランクが同じかどうか。
ブライダルフェアの見積もりでは最低ランクで計算されている場合が多いので、その点もチェックして、必要があれば現実的に自分たちが選ぶ可能性の高いコースで見積もりを出してもらうようにしましょう。
会場によっては、料理にアレンジを加えられたり、オリジナルメニューを提供できたりする会場もあります。
たとえば、ふたりの思い出の料理を再現してもらう、出身地の食材を使ってもらうなど、料理にふたりらしさをプラスすることができます。
特に料理にこだわりたいカップルは聞いておくとよいでしょう。
料理を楽しむ環境もチェックしておきたいポイント。
空調は適切か、椅子の座り心地はいいか、テーブルの広さは充分にあるかなど、料理を美味しく心地よく食べるうえで、煩わしさや気になるポイントがないか確認しておきましょう。
出典:サンス・エ・サヴール
料理を美味しいと感じる重要な要素である「温度」。温かい料理は温かい状態で、冷たい料理は冷たい状態で提供されているかチェックしましょう。
試食会の料理が適切な温度で提供されている場合であっても、結婚式当日は多人数の料理を提供することになるため、オペレーションが異なる可能性もあります。当日も同じように提供してもらえるかまで確認できると安心ですね。
筆者が参加した試食フェアの中にメイン料理が冷めた状態で提供された会場があり、残念な思いをした記憶があります。逆に出来立ての1番美味しい状態で提供してくれた会場の料理は、今でもその感動を覚えているほどです。
意外と大切なポイントなのでぜひチェックしてくださいね!
4.【東京】元プランナーが選んだ“試食がおすすめな会場4選”
4-1.Q.E.D.CLUB
出典:Q.E.D.CLUB
恵比寿駅西口より徒歩7分。旧ハンガリー大使公邸を受け継いだ、格調高いクラシカルなレストラン「Q.E.D.CLUB」。
1100坪もの広大なプライベートガーデンでは、四季折々の景観を楽しめるのが魅力です。開放感たっぷりのガーデンでは外国映画のような挙式やパーティが叶うと人気を集めています。
出典:Q.E.D.CLUB
婚礼料理は、素材にとことんこだわった上質な正統派フレンチ。使う食材はシェフ自ら生産者の元へ出向いて厳選するこだわりぶりです。
また、一皿ひとさら絵画や芸術品のように美しい盛り付けが魅力。コース全体を楽しめば、美術館を探訪しているような気分が味わえますよ。
一度食べたら思わず虜になってしまうQ.E.D.CLUBの料理を試食会でご堪能ください!
4-2.リストランテ カノビアーノ
「リストランテ カノビアーノ」は各線目黒駅から徒歩3分。ホテル雅叙園東京敷地内の一軒家レストラン。
レストランながら館内にチャペルとガーデンを備え、専用エントランスから先は完全貸切のプライベート空間となっており、ゲストハウスのような非日常感も味わえます。
婚礼料理は植竹シェフが手掛ける、にんにくや唐辛子、バターやクリーム等の動物性油脂を極力しない「自然派イタリアン」。
素材そのものの味わいを引き出す調理法にこだわっているのが特徴です。
上質でやさしい味わいで重たくないので、女性や年配の方も最後まで美味しくフルコースを堪能できます。
どの世代のゲストからも喜んでもらえるリストランテ カノビアーノの絶品料理を、ぜひ一度味わってみてください!
アクセス:JR山手線/東急目黒線/東京メトロ南北線/都営三田線「目黒駅」より徒歩3分
*目黒駅/品川駅より無料送迎バス有
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4-3.アニバーサリーアン 恵比寿
恵比寿駅から徒歩5分の場所にあるクラシカルなレストラン「アニバーサリーアン 恵比寿」。
「音のマナーホール」と名付けられた円形のチャペルを備え、ゲスト席は新郎新婦を囲むように設置されている円形スタイルです。
360度ゲストに囲まれた空間で、アットホームな挙式が叶います。
口コミでも評判の高い絶品料理のコンセプトは「ジュ・ド・フレンチ」。
「ジュ」はフランス語で出汁という意味で、旬の食材を使った料理に出汁をプラスして、奥行きのある味わいを表現しています。
カトラリーにもこだわっており、目で見て楽しめる空間づくりにまで工夫を凝らしています。
日頃からレストランで愛されるアニバーサリーアン 恵比寿の美食を試食会でお楽しみください!
4-4.メゾン ポール・ボキューズ
代官山駅から徒歩6分に位置する「メゾン ポール・ボキューズ」。
ミシュラン三ツ星に50年以上も輝き続ける至福の料理でゲストをおもてなしできます。
会場は1日1組限定で、350坪もの広大なワンフロアを贅沢に利用できます。
時間も空間も自由にふたりらしいパーティが叶いますよ。
披露宴で提供されるのは、フランス・リヨンの名店「ポール・ボキューズ」の味と伝統を受け継ぐ正統派フランス料理。
「良い素材、良い火加減、良い味付け」を基本に、絶妙な火加減と味付けによって、食材の持つ個性を最大限に引き出した極上の料理を堪能できます。
料理のクオリティに絶対の自信をもつ「メゾン ポール・ボキューズ」の味をぜひ一度お試しください♪
5.まとめ|結婚式場探しは試食付きブライダルフェアの参加がおすすめ!
試食付きブライダルフェアへの参加はメリットがたくさん!
会場を見極めるための判断材料を得つつ、豪華な食事を楽しめるなど充実したイベントです。
結婚式場を選ぶうえで「料理」を重視しているカップルは多いと思いますが、試食フェアへ参加しないと分からないことも多いため、参加することをおすすめします!
今回ご紹介したチェック項目を頭に入れて試食会に臨めば、満足のいく婚礼料理が選べ、きっと料理でゲストを喜ばせることができるでしょう。
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