式場を決めるにあたり重要なポイントのひとつとなるのが費用。
実は結婚式当日にご祝儀が集まったり、親族からの支援もあるので、結婚式にかかる費用と、実質の自分負担額は違うことがほとんど。
この記事では、なかなか人に聞けない「結婚式のお金」にまつわる超基本となる結婚式に必要になる資金や自己負担額について、式場を探す前に知っておきたいことをご紹介します。(トキハナ編集部)
目次
1. 結婚式費用の平均は?
出典: 東京會舘
1-1. 結婚式の平均総額
「ゼクシィ首都圏 トレンド調査2024年版」では、
結婚式の総額:374.8万円 招待人数:53.2名 という結果になっています。
しかし全てをふたりで負担する訳ではなく、「いただけるお金」があるので実際に負担する額とは異なります。
1-2. ご祝儀、親族からの支援
いただけるお金の一つがゲストからいただくお祝い金であるご祝儀。
こちらの平均値は、同じく「ゼクシィ首都圏 トレンド調査2024年版」では約212.9万円という内訳になっています。
加えて親族から何かしらの支援金をいただく方は、全体の82.1%程で平均値は191.5万円程。
これは両家によって違いがありますしふたりの考え方によっても変わるので、一度相談してみるといいでしょう。
因みにゲストへのおもてなしとして出す料理・飲み物代は、一人当たり2万円前後、御礼として渡すお土産は、6千円前後です。
10組に1組ぐらいは自己負担額を0にすることもできると言われてますが、いただいたご祝儀に見合った料理や引出物を用意することを考えると、通常は自己負担額が発生すると考えておいた方が良いですね。
結婚式の費用は新郎新婦が式場などに支払い、ご祝儀は受け取ることになるため差額が生じます。
ゲストの人数や構成によって変動する可能性はありますが、ゲスト人数に3.0~3.3万円程をかければご祝儀の概算額が計算できるので式場見学の前におおよその招待人数を算出し、ご祝儀総額を把握すると自己負担額の予算も考えやすくなりますね。
2. 自己負担額の平均は?
「ゼクシィ首都圏 トレンド調査2024年版」によると、首都圏で結婚式を挙げるにあたっては平均約161.3万円の資金を用意する必要があるというデータが出ています。
- 自己負担額の計算方法
「どうしてこんなにお金がかかるのか」、「見積りの中でどの項目にお金がかかるのか」と疑問に思う方が多いと思います。
費用の大部分を占めるのは、飲食代とタキシードやドレスなどの衣裳代、会場使用料・装飾代となっており、飲食代は一人当たり2万円前後が相場となります。
レンタル衣裳(ドレス1着当たり)の相場は30万円前後ですが、会場使用料・装飾代は式場のタイプにより大きく異なります。
3. 結婚式場のタイプと相場
結婚式相場はゲストハウス、ホテル、レストランなど式場のタイプにより異なります。
特徴や雰囲気、得意とする分野も大きく異なるので、理想とする結婚式が挙げられるのがどのタイプなのか知っておくと、会場探しがとてもスムーズになります。
3-1. ホテル
結婚式場の中でも、幅広い世代に馴染みがあるのがホテルウエディング。
伝統や歴史的背景を持つホテルも多く、また高いホスピタリティで安定したサービスが受けられるのもホテルならではで、上司や親族といった目上のゲストを安心して招待できます。
費用はホテルブランド・知名度により異なりますが、自己負担額は平均値を見積もっておけば問題ないでしょう。
出典: ホテル椿山荘東京
3-2. ゲストハウス
結婚式のために作られた施設で外観からエントランス、会場の装飾や使用する小物までテーマやコンセプトに沿って作りこまれていることが多く、最新のトレンドや海外で人気のウエディング事情にも敏感なゲストハウスが多いため、お洒落で洗練された結婚式をつくりあげることができます。
空間の完成度がとても高いため自己負担額は平均値より上回ることが多いですが、その分理想の結婚式を実現することができます。
出典: LUCIS(ルーキス)
3-3. レストラン
レストランウエディングの魅力は、なんといっても料理のレベルの高さ。
ゲストの食物アレルギーや苦手な食材にも対応してくれたりと、おいしい食事をするための配慮が行き届いています。
派手な演出はせず料理をおもてなしのメインにしたシンプルな結婚式を考えている二人には特におすすめで、ホテル・ゲストハウスと比べ数十万円の差があるので自己負担額も抑えられると言えるでしょう。
出典:リストランテASO
4.結婚式場を決める前に相談してみよう
ネットでの情報収集は簡単ですが、情報過多で本当のことが見えづらいですよね。
そこでおすすめなのは元ウエディングプランナーに相談すること。
より具体的なアドバイスやふたりに合った式場を提案してもらうことができますし、費用の相談もできるので安心です。
トキハナのカウンセラーは元ウエディングプランナーなので、ネットでは知ることのできない結婚式の裏事情を教えてもらうこともできます。
また、LINEでの相談のほか、スマホひとつで簡単にできるオンライン相談会も随時開催しています。
「何から始めたら良いかわからない」「まずはダンドリを知りたい」という方も、元プランナーのスタッフが丁寧にご案内しますので、ぜひ気軽にご利用ください。
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