結婚式の費用、「自己負担額」で考えると何が変わる?元プランナーが計算式で解説

結婚式場を決めるにあたり重要なポイントとなるのが費用。
その費用ですが、結婚式当日にご祝儀が集まったり、親族からの支援もあるので、「結婚式にかかる費用」と、「実質の自分負担額」は違うことがほとんど。
この記事では結婚式に必要になる資金や自己負担額について、その算出方法から式場を探す前に知っておきたいことなどをご紹介します。
(文:安藤 正樹)

この記事をシェアする

💰 結婚式の「自己負担額」3つの鉄則

① 自己負担額の計算式を知る

(総額)ー(ご祝儀 + 親の援助)= 自己負担額。平均は約161万円です。

② 「人数を減らせば安くなる」はワナ

人数を減らすとご祝儀も減るため、自己負担額は思ったほど減らないケースが多いです。

③ 見積もりの「上がり幅」を想定する

初期見積もりから100万円上がる主な原因はドレス・料理・オプションの3つ。契約前にグレードアップ後の金額を確認しておくことが重要です。

※トキハナでは、元プランナーがお二人のこだわりをヒアリングし、「後から上がらないリアルな総額」を事前にシミュレーションしています。

自己負担額の正しい計算式

結婚式の費用を考えるときの基本的な考え方はこちら。

自己負担額の計算方法
(結婚式の全体費用)-(ご祝儀+親からの援助額)=(自己負担額)

つまり「おふたりが実際に払う額」は、ゲストや親からいただけるお金を差し引いた金額です。

各項目の首都圏平均は以下の通りです(ゼクシィ結婚トレンド調査2024首都圏)。

項目 平均額
結婚式の総額 374.8万円
ご祝儀総額 212.9万円
親からの援助額 179.8万円
自己負担額 161万円

※おふたりの実際の自己負担額は、招待人数・ゲスト構成・援助の有無によって大きく変わります。

「平均161万円」が当てはまらないケース

平均値が自分たちに当てはまるかどうかは、主に3つの条件で変わります。

① 「少人数にすれば安くなる」は半分しか正しくない

ゲスト人数を減らせば費用が下がると考えるカップルは多いですが、実際は注意が必要です。
人数を減らすとご祝儀も同時に減るため、自己負担額はほとんど変わらないか、むしろ増えることがあります。

以下の計算を見てみましょう。

60人の場合 40人の場合
総額(目安) 370万円 280万円
ご祝儀(平均3万円×人数) 180万円 120万円
自己負担額 190万円 160万円

総額は90万円下がりますが、ご祝儀も60万円減るため、自己負担額の差は30万円しか縮まりません。
「人数を絞ってコンパクトにすれば安くなる」という考え方は、総額ベースでは正しくても、自己負担額ベースでは半分しか正しくないのです。

費用を考えるときは常に「総額」ではなく「自己負担額」で判断することが重要です。

② 親からの援助がない場合

親からの援助を受けているのは全体の75%で、援助を受けたカップルの平均額は179.8万円です。

この援助がある場合とない場合では、自己負担額に約180万円近い差が生まれる計算になります。
式場探しの前に両家で一度話し合っておくことが、予算計画の出発点です。

③ 友人中心の結婚式は自己負担額が増えやすい

ご祝儀の相場は関係性によって異なります。

ゲストの関係 ご祝儀の目安
友人 約3万円
上司 約4.5万円
親族 約7.9万円

友人中心の結婚式は総額を抑えやすく、アットホームな雰囲気を作りやすいという魅力があります。
一方でご祝儀単価が低くなりやすいため、自己負担額の計算には注意が必要です。

対策としてよく使われるのが会費制です。
披露宴ではなく「パーティー形式」にして1人あたり1〜2万円の会費を設定することで、ご祝儀との差額をそこまで気にせず友人中心のゲスト構成を実現できます。

「全員を呼びたいけど費用も気になる」という場合は、披露宴は親族中心に少人数で行い、友人には別日に会費制パーティーを開くスタイルも選択肢の一つです。

▼関連記事

なぜ見積もりは上がるのか——元プランナーが見た3つのパターン

最初にもらった見積もりから100万円上がった」という話を聞いたことがある方も多いと思います。
これは結婚式あるあるとして広く知られていますが、そもそも最初に目にする見積もり額には落とし穴があります。

見積もりイメージ

結婚式の見積もりには大きく3種類あります。

ウェディング雑誌やWebで見る広告用見積もり、式場見学で提示される初期見積もり、そして打ち合わせを経た最終見積もりです。

▼関連記事

広告用の数字は来場ハードルを下げるために設定された金額で、実際にその金額で理想の結婚式を挙げることはほぼできません。

初期見積もりも同様で、最低ランクのプランで組まれているため、理想の内容に近づけようとするたびに金額が上がっていきます。

その主なパターンが以下の3つです。

① ドレスのグレードアップ

初期見積もりに含まれているドレスは15〜20万円のものがほとんどです。

ただ実際に式場のドレスショップで選ぶと、1着あたり30〜35万円が現実的な相場。
お色直しで2着選ぶと、それだけで60〜70万円になります。

初期見積もり 実際の相場
ドレス1着 15〜20万円 30〜35万円
2着合計 30〜40万円 60〜70万円

「見積もりにドレス代が入っているから安心」と思っていると、打ち合わせで実際のドレスを見た瞬間に想定外の追加費用が発生します。

② 料理グレードアップの「複利効果」

料理は「ランクアップ単価 × 人数 × サービス料」という構造で費用が膨らみます。

◾例:料理を1人あたり12,000円から17,000円にグレードアップした場合

・差額:5,000円 × 80人 = 40万円
・サービス料(10%):4万円
→ 合計:約44万円の追加

料理はゲストへのおもてなしなので下げにくい項目です。
初期見積もりに入っている料理コースが最低ランクであることを知らずに契約すると、後から大きく上振れします。

③ オプションの後付け

ビデオ撮影・エンドロール・演出などは初期見積もりに含まれていないことも。
ビデオ撮影で約20万円、当日編集のエンドロールで約30万円という追加が珍しくないのが実態です。

これら3つが重なると、初期見積もりから100万円上がるのは十分あり得る話です。

見積もりをもらう段階でプランナーに「これはグレードアップ前の金額ですか?」と確認することが、費用を正確に把握する最初のステップです。

▼関連記事

式場タイプ別・自己負担額のポイント

式場のタイプによって、総額だけでなく自己負担額も変わります。

首都圏の平均総額はホテルが415.5万円ゲストハウスが420.8万円レストランが351.5万円です。

タイプごとの特徴と、自己負担額に影響するポイントを整理します。

ホテルウェディングの平均費用相場

出典: グランドニッコー東京 台場

ホテルウエディングの平均費用と人数
総額平均費用約415.5万円
平均人数約52.7名
1名あたりの平均単価約7.9万円

幅広い世代に安心感があり、上司や目上の親族を招待しやすいのがホテルの強みです。

1名あたりの単価が高い分、ご祝儀単価も高くなりやすく(特に親族比率が高い場合)、自己負担額は平均前後に収まることが多いです。
ただし人数が増えると総額・自己負担額ともに上振れしやすい点は念頭に置いておきましょう。

▼関連記事

出典: ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル

ホテルウエディング会場一覧へ

ゲストハウスウェディングの平均費用相場

出典: THINGS Aoyama Organic Garden. dth

ゲストハウスウェディング平均費用と人数
総額平均費用約420.8万円
平均人数約58.2名
1名あたりの平均単価約7.2万円

こだわりの空間づくりができる反面、装花・コーディネートへのこだわりが出やすく、打ち合わせを経て費用が膨らみやすいタイプです。

工夫次第で自己負担額を抑えられる余地もありますが、平均を上回るケースも多いです。

▼関連記事

出典: アルカンシエルluxemariage大阪

ゲストハウスウエディング会場一覧へ

レストランウェディングの平均費用相場

出典: リストランテ ASO

レストランウェディング平均費用と人数
総額平均費用約351.5万円
平均人数約59.1名
1名あたりの平均単価約6.0万円

3タイプの中で総額が最も抑えやすく、自己負担額も平均前後に収まりやすいのが特徴です。

料理の質の高さがそのままゲストへのおもてなしになるため、派手な演出を省いてシンプルにまとめたいカップルに向いています。

▼関連記事

出典: Q.E.D.CLUB

レストランウエディング会場一覧へ

費用の不安はトキハナに相談を

ネットで情報収集をしていると、平均値や相場の数字ばかりが目につき「自分たちの場合いくらになるのか」がなかなか見えてきません。

トキハナでは、元ウエディングプランナーが式場探しの前の段階から費用の相談に対応しています。

自分の結婚式の費用感を知りたいなら【見積り診断】

LINEで簡単にできる見積り診断では、いくつかの質問に回答するだけで自分の結婚式にかかる費用がわかります

さらにその費用感やこだわりに合った式場を提案してもらえることができるので、効率よく式場探しができますよ。

自分の結婚式っていくらになる?を知りたいなら【見積り診断】
【見積もり診断】の詳細はこちら

気になる式場の見積もり額を知りたいなら【まずは見積もり】

もう既に気になる式場がある場合は、トキハナの会場詳細ページから「まずは見積り」ボタンをクリック
おふたりのこだわりポイントに合わせて、最終見積もりに近い金額をお伝えいたします。

後から100万も上がったという結婚式あるあるも解消できるのでぜひご利用ください。

気になる式場の見積もり額を知りたいなら【まずは見積もり】
トキハナで結婚式場を探す

貰った見積もりの妥当性を知りたいなら【見積もりチェック】

トキハナが、おふたりの見積もり内容をチェックし、その内容が妥当なのか、おふたりのこだわりなども含めるとどこまで上がるのかなどをお答えさせていただくサービス。

見積もりの不安がなくなるだけで、式場決定への納得感もまるで違うのはもちろん、結婚式当日までの安心感が全く違いますよ。

貰った見積もりの妥当性を知りたいなら【見積もりチェック】
【見積もりチェック】の詳細はこちら

いずれのサービスも無料でご利用いただけます。お気軽にお問い合わせくださいませ。

そのほか、トキハナのLINEでは様々なご相談をお受けしています。
トキハナのカウンセラーは元ウエディングプランナーなので、ネットでは知ることのできない結婚式の裏事情を教えてもらうことも♪


友達登録はこちらから♪


トキハナは「すべての新郎新婦に理想の結婚式を挙げてほしい」「新郎新婦の不安をトキハナちたい」、そんな思いから生まれたサービス。

トキハナ見学予約はどこよりもお得で安心!

トキハナが紹介する結婚式場は、元プランナーが厳選したものばかりなので、安心して検討してもらえるはずですよ。

▼参考記事

「自分たちの予算に合った式場や日取りを相談したい」「上手な式場の選び方が知りたい」…などなど、そんな相談にもトキハナは心を込めて対応します!

LINEでの相談のほか、スマホひとつで簡単にできるオンライン相談会も随時開催しています。
「何から始めたら良いかわからない」「まずはダンドリを知りたい」という方も、元プランナーのスタッフが丁寧にご案内しますので、ぜひお気軽にご利用ください。
自宅から無料で相談できる!30分〜のオンライン相談予約

安藤 正樹(Twitter:@antimo
ブライダル業界歴11年。メディア執筆多数。

全国の式場と多くの接点をもち、ブライダル業界を牽引しているひとり。業界向けに役立つYoutubeも開設している。

SPECIALスペシャル

多くの花嫁の声を反映し、コンテンツをさらにアップデート!「花嫁準備プログラムvol.3」の全貌をご紹介♡ お得なクーポン!条件クリアでドレスが最大50%OFF

RELATED関連する記事

RANKING人気ランキング

CONTACT
お問い合わせ

式場のご紹介・見学予約代行・試着予約代行・お見積相談・予算シミュレーション・会場決定後もサポート

気軽にLINE相談(無料) オンライン相談予約(無料) 相談会一覧を見る
0120557504

営業時間 10:00-19:00|LINEは22:00まで

元プランナーに聞いてみる(無料)